いずみタイムⅠ期「仙台七夕とわたしたち」で七夕飾りを吊した竹を再利用するために,竹炭作りを行いました。
作る前に三井先生から,竹は昔からいろいろなものに使われてきたこと,その中でも竹炭は消臭効果や浄水効果など様々な場面で利用できることを教えてもらいました。

また,竹は生命力が強く,竹林をそのままにしていると,他の植物が育たなくなってしまうため,適度に伐採する必要があるという話もありました。今回は,自然を守るために伐採された竹も使い,竹炭を作りました。
校長先生からは,竹の割り方や,火を大きくするコツを教えてもらい,さっそく班ごとに分かれて竹炭作りスタートです。


まずは,数本の竹を入れて着火です。

小さな火が次第に大きくなっていく,少しずつ竹を増やしていきます。

竹が竹炭になっていく様子をじっと見守っています。

どんどんと燃え進み,大きな炎が上がっている班もありました。

竹炭作りも終盤にさしかかり,その熱を利用して焼き芋作りにも挑戦しました。

25分ほどかけてじっくり焼き上げた焼き芋は黄金色に輝いています。

友達と一緒に食べる熱々の焼き芋。
子供たちの顔からおいしさが伝わってきます。





その後,竹炭を取り出し,現在は冷ましているところです。

来週持ち帰りますので,ぜひ御家庭で消臭剤や家庭菜園の土作りなどに利用してみてくださいね。
「仙台市で有名なものは何だろう?」という疑問から始まった,いずみタイムⅠ期「仙台七夕とわたしたち」。
仙台七夕の歴史や込められた思いなどを調査し,レポートにまとめたり,実際に七夕飾りを作ったりすることを通して,仙台七夕をここまで続けてきた人々の思いを感じることができました。
そして,今回の再利用の活動を通して,作った者としての責任を果たすこともできました。
仙台に生きる者として,これからも仙台七夕を大切に守っていきたいですね。
最後になりましたが,今回の竹炭作りを行うにあたり,多くの保護者の皆様にボランティアとして御協力いただきました。本当にありがとうございました。